実践ステップ(2) Design開発

ステップ1が完成したら、いよいよステップ2「デザイン開発」に着手します。但し順番があります。1のベーシックデザイン開発→2の「アプリケーションデザイン開発」です。今すぐにアプリケーションデザイン開発に着手したい気持ちは分かりますが、そもそも1無き2はないのですからしっかり進めてください。

1. ベーシックデザイン開発

* ネーミング(社名やブランド名 : 競合企業・競合ブランドと明確に差別化するための名称)
* 企業理念のコピー化(ビジョン・ミッション・バリュー)
* シンボルマーク(視覚的コミュニケーションの基本。マーク、シンボル、ロゴタイプ)
* 正式社名ロゴ(正式和文社名と正式英文社名のロゴタイポ)
* 指定書体(広告やマニュアルなどで使用する書体の規定)
* ブランドカラー(企業を象徴するカラー)
* ブランドステートメント(企業の理念や思想の文言やコピー)
* サブグラフィック  エレメント(コーポレート・シンボルを補完する図形)
* トレードキャラクター(企業イメージを更にサポートするキャラクターデザイン)
* ロゴガイドライン(使用規定など)(CIマニュアルブックとは異なります)



2. アプリケーションデザイン開発*

製品(製品デザイン・ネーミング・ロゴデザイン)
* 広告・広報(会社案内・プレスリリース・商品カタログ・名刺・社外文書)
* パッケージ(製品を保護するパッケージ)
* サイン(パネル・広告看板・標識・案内表示)
* 環境(オフィス・工場など施設の内外観のイメージ)
* 輸送用機器(営業車両・輸送車両など)
* ウェブサイト&SNS(コーポレートサイト、ECサイト、ブランドサイト、リクルートサイト、FB)
* ユニフォーム(服・帽子・腕章・名札・ワッペンなど)



3. 数量やコストの確認と調整アプリケーションデザイン開発2伴う外注コストを見積もり、その額を基準とした数量を決めます。注意) コストを削減するため印刷ではなく社内プリンター、コピーでまかなおうとするのはお勧めできません。紙質、紙の厚さ、光沢の有無、色の再現性、画像の解像度等の品質の出来が自社の品位や価値、ブランドにストレートに直結するからです。

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