小規模、中規模の事業だからこそできるブランディング戦略です。大量の資金を投入して完璧を求めるのではなく、小さい組織だからこそできる、小さな会社の特質を活かした手法です。
まずはブランディングの真の知識です。事業の基盤となる創業当初の理念(想い)を明確に言語化し、「何を売るか」ではなく「誰が売るか」「なぜ売るか」を理解していただき、事業主や社員一人ひとりがブランドであり商品である、と認識する事が最初の課題です。この認知と意識と共通言語が無いままブランディングやCI活動に着手しても期待した結果は出ません。
本来のブランディング知識を得て「在り方」を学び、ブレない(100年続く事業の)経営軸(理念)を社員全員で作り共有する事が出来れば、自ずと理念に基づいた全員の行動の一致が図られ、その先のVI(イメージ戦略)がスムーズに進みます。
「どんなモノを売るか」ではなく「何が商品か」「誰が売るか」「なぜ売るか」
このブランディング要素の絶対原則を知らぬままCI戦略を導入しても、社会情勢や事業状況に対応する事はとても難しいと言えるでしょう。